日本プロリーグ S8 ~week4 パッチ前

 7月23日にアップデートが入り、グラズの弱体化やIQのフラグ没収などが行われました。

 今後と比較するためにも、この時点で一回データを集めてみました。

 

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※ピック率の計算方法は、ピックされた回数÷(合計ラウンド263-banされて使えないラウンド数)×100

 

 まずはピック率から。

 全体の攻防の勝率だが、防衛がやや有利という結果になっている。攻撃、防衛どちらから始めるのをどうやって決めているのかは分からないが、1位の野良連合が8回中7回防衛スタートしている。数字はこうなっているが、あまり攻防の勝率に差はないのかもしれない。

 オペレーター別に見ていくと、防衛側の上位がミラ、スモーク、イエーガー、ヴァルキリー、バンディット。攻撃側が火花、ドッケビ、バック、テルミット、アッシュという結果になった。banの関係上、ピック率の数字が上がってしまうが(分母が小さくなるため)、ミラ、スモーク、イエーガーのピック率が80%を超えているのは異常とも言えるかもしれない。

 今回の各トップ5でパッチによる影響を受けるのが、ドッケビのクレイモア→フラッシュしかないので今シーズンの上位陣は今後も動かない可能性が高いだろう。グラズとIQのピック率は下がるだろうが、逆に上がるオペレーターが誰かを予想するのが難しい。フィンカがフラグを持つことになるが、そこまでピック率が上がるとは思えないし、全体的に数字が上がるのではないかと私は予想する。

 

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 次はbanの回数。

 毎回のようにグラズがbanされている印象を受けたが、banされなかったのはたったの4回。エコーとミラは固定でbanをするチームが複数あったので増えている。EUの序盤の方はミラのban率が100%なんて言われていたが、最近はそうでもないらしい。海外のチームを参考にしている日本のチームも多いと思うので、ミラbanはもしかしたら減るかもしれない。イエーガーを主にbanしているのはRsk

 パッチの影響を受けるのはグラズだけ。グラズを脅威と思わないのであれば、他の攻撃側オペレーターがbanされることになるが、誰がbanされるかはこれまた予想がしづらい。人を見てbanするターゲットbanが増えて、アッシュやブリッツ(対Rsk)が増えるのではないかと思う。

 

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 最後にマップについて。

 国境、国境、国境。皆さんもまたかと思ってるのではないでしょうか。新しくなったクラブハウスと新マップのヴィラの研究が日本のチームは進んでいないんだ、という人がいますが、もともと日本のチームは海外の守り方を輸入してくることが多いため、海外で高い勝率を残さないと日本で見られる機会は少ないのではないかと思われる。

 パッチの影響、はマップピックに関してはあまりないと思われるが、IQが減るのであれば、領事館でヴァルカメを軸にした守り方が増えるかもしれない。ただIQがピックされていてもヴァルキリーはピックされていたのでやっぱり変わらないのかもしれない。

 

 筆者のひとこと

 攻撃側のbanオペレーターを何にするのかが大きく変わるんじゃないかな。それとクラブハウスとヴィラを見てみたい!!